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直葬でのネイル・マニキュアのマナー

葬式では、あらゆる服飾やデザインにシンプルで控えめがマナーとされます。しかし、ネイルを施している方にとっては、その対処に苦慮することがあります。今回は、直葬に限らず葬式におけるネイル等の扱い、対処法について、お話しましょう。

葬式ではネイルを落とすのが原則

葬式の場合は、全身控えめにまとめることが基本で、爪に関しても自然な状態にするべきとされています。派手な色のマニキュアやラメ、光沢が目立つものは控え、また、ネイルはアクセサリーと同様の扱いで、葬式に相応しくないとされています。マナー違反だけでなく、葬式に参加している方々を不快にさせる可能性があります。

マナー違反になり難いネイル

葬式に参列する場合、ネイルを落とすのが基本ですが、デザインや色によってはマナー違反になり難いものもあります。

シンプルなもの
葬式に参列する場合、フレンチネイルなら上品で派手さがなく、色やデザインに問題がなければ参列しても大丈夫でしょう。また、爪の長さは、ある程度短く、キレイに切り揃えておきましょう。


マナー違反にならないのは一色だけを用いたネイルで、多色の派手なものはNGですし、赤や青、ピンクといった原色系の派手な色も適しません。また、べっ甲柄ネイルは、殺生をイメージするので厳禁となっています。クリアネイルや薄いピンク、ベージュなどの目立たない色にしましょう。

急な参列での対処法

簡単に落とせないネイルや、急な参列で落とす時間がない場合は、以下のように対処します。

上からマニキュアを塗る
目立たない色のマニキュアを塗って、ネイルを隠します。ただし、ベージュやピンクなどでは、自然な仕上がりになりません。

手袋をする
装飾や立体感のあるものは、マニキュアでは無理なので、手首までの長さの黒い手袋で隠します。。黒いレースの手袋などが葬式用に市販され、マナー違反とはなりません。光沢がなく、レース柄の目立ち難いものを選びましょう。ただし、焼香など、手袋を外さなければならない場面での、対処を考えておく必要があります。

絆創膏を貼る
1・2枚程度なら、あまり目立たずに隠すことができます。ただし、全ての指に絆創膏を貼るのは、かえって目立ちすぎるので気をつけてください。

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