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コロナ禍での直葬

新型コロナウイルスで亡くなってしまった場合は、遺体からウイルスが発散して周りへ感染するリスクが高まる可能性があるということで、通常のような葬儀を進めることはできません。今回は、その場合でも行える火葬式=直葬についてのお話です。

コロナ禍の直葬(火葬式)について

新型コロナウイルスで亡くなった場合は、人を集めてのお葬式ができません。
遺族のみで火葬を行い、後日お別れ会などを行うか、弔問に来てもらうことになるでしょう。
通常、法律により遺体は亡くなってから24時間以内の火葬が禁止されています。
(昭和23年5月31日法律第48号:墓地、埋葬等に関する法律第2章)
しかし、新型コロナウイルスで亡くなった遺体は、周りへの感染リスクが高いため、24時間以内の火葬が認められています。そのせいで、病院から直接葬儀会社に連絡が行き、火葬されてしまうケースもあります。故人の最後の顔を見ることなく、お別れすることもあるということです。新型コロナウイルスが原因で亡くなった人はもちろんですが、新型コロナウイルスの疑いでもこのような対応を取られる場合があります。
ただ、亡くなった後にPCR検査で陰性と判定され、新型コロナウイルスが原因でないと分かれば通常の葬式が行えます。そこで、できるなら新型コロナウイルスの疑いがある場合はPCR検査の結果を待ってから、葬儀の形態を決める方がよいでしょう。
新型コロナウイルスで亡くなった場合は、遺族は濃厚接触者になる可能性が高いので、業者との打ち合わせは「電話」や「オンライン」が基本となります。直接、業者とのやり取りができないことを嫌って、病院や葬儀会社に代行してもらうケースも増えてきているようです。

感染予防対策

新型コロナウイルスは、いつ、どこで、だれから感染するか、分かりません。
だから、大切な人との最後のお別れをきちんと行えるよう、日頃の感染対策が重要です。
直葬に参列する側も遺族側もしっかり新型コロナウイルス対策を行って、悔いのないお別れを致しましょう。

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