昨今、様々なお葬式の形式が増えてきております。その中で、私どもが力を入れておりますのは、今最もシンプルな形式でお別れをしていただく「直葬」といわれるものです。私どもが行う「直葬」とは、大切な方のご臨終の際に、すぐにお迎えの車を手配し、故人様を安置施設へ送らせていただき、その後、ご家族がおられる火葬場へと、故人様をお連れする、この流れを、より速やかに、そして、よりご家族のご負担がないように行うことを重視しております。
私どもがこの「直葬」という形式にこだわるのは、「見送る側」と「見送られる側」に対し、何よりも負担が少ないと考えるからです。
「見送る側」に立つご家族には、大切な方を失った悲しみの中、すぐに葬儀会社を決め、その後の葬儀の内容を決めていかなければなりません。「葬儀の内容を決める」とは、「残されたご家族の、その後の生活を決める」とも言い換えられます。
悲しみの中、冷静な判断ができないうちに、葬儀会社に案内されるまま様々なオプションを追加してしまい、最終的に葬儀費用が高額になってしまったというケースは、残念ながら現在でもまだ起きています。盛大なお葬式というものは、故人様に対して愛情や敬意の溢れるものではあると思いますが、それにより、残されたご家族のその後の生活、その後の人生設計に支障をきたしてしまっては、本末顛倒です。
「見送られる側」に立つ方は、最近よく耳にする「終活」を行っている方のことです。自身のお葬式のことを考えるにあたり、様々な葬儀会社へ足を運び、事前の登録や見積もりを行う方が増えてきておりますが、高額な葬儀費用を目にされる方々についても、ついついご家族のその後の生活を気にしてしまわれます。
多くの葬儀会社を見て回った方ほど、「お金はかけてほしくない。簡素なものでいい。」と口にされます。これは、残されるご家族のことを本当に心配されているがゆえに、そう考えるに至るのでしょう。
その他、経済的な事情により、葬儀費用が工面できない方、お仕事やご家庭の事情により、葬儀に参列する時間の作れない方など、お葬式には、「悲しみ」といった精神的負担の他にも、経済的、時間的な負担などもかかってくるのです。
故人のお迎えからお見送りまで、全て私どもにお任せください。お客様にとって「安心のお葬式」を実現するべく、日夜取り組んでまいります。
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